パーキンソン病は、振戦、筋固縮、寡動、無動、姿勢保持障害、歩行障害などの運動症状を主な症状とする原因不明の疾患で、脳血管障害、痴呆疾患とともに「三大神経疾患」の1つとなっています。
また、パーキンソン病の発症は、50歳代後半に最も多くなっていますが、稀に20歳代に発症することもあります。
40歳以下に発症するパーキンソン病は、「若年性パーキンソン症候群」と区別することがあります。
また、パーキンソン症候群とは、パーキンソン病ではないが、パーキンソン病の特徴である「振戦、筋固縮、寡動、無動、姿勢保持障害、歩行障害」などの症状のいくつかが認められる疾患や病態の総称です。
パーキンソン病の発症頻度には人種による差があり、黒人、黄色人種、白人の順に発祥頻度が上がります。
また、日本のパーキンソン病の発症率は、10万人当たり100人前後と言われていますが、パーキンソン病の患者数は徐々に増加しており、65歳以上では、10万人当たり200人と言われています。
パーキンソン病の症状の程度は、「生活機能障害度」や「Hoehn&Yahrの重症度分類」などによって分類することができますが、一般には重症度をT度からX度に分類する「Hoehn&Yahrの重症度分類」が使用されています。
パーキンソン病の治療法としては、「外科的療法、運動療法、薬物療法」が行われますが、一般的には薬物療法が行われています。
また、パーキンソン病の治療薬剤としては、「抗コリン薬、抗ドパミン薬、抗精神病薬、抗ウイルス薬、レボトパ製剤、レボトパ混合製剤」などが使用されています。
ただ、薬物療法では、パーキンソン病の治療薬剤によって薬剤性パーキンソン症候群を引き起こすことがあるため、注意が必要です。
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